身体に降りかかる白い恐怖。
それは、だんだん俺の感覚を鈍らせる。
思考にも靄がかかる。
視界も歪む。
「ん・・・あ」
俺の下で喘ぐhyde。
彼だけに集中する。
したい。
しよう・・・
「サクラッ・・あぁ!」
曇り始めた感覚の中。
俺の身体が覚えているhydeを攻める。
息が荒くなる。
hydeはもっと荒い。
「く・・うぅ。 あ、あ、あ・・サクラ」
俺より思考を飛ばし始めたhydeに
がむしゃらなキスをせがまれる。
だが、今の俺には苦しい。
幻想と現実の狭間に墜ちた。
助けてくれ!
こんなことはもうコリゴリなんだ!
今、すぐにでもこの誘惑から解放してくれ!
例え彼を裏切ることになっても・・・・・
「サクラ?」
そんな顔をしないで欲しい。
もう仕方がないんだ。
限界なんだ。
許して欲しい・・・・・
身体を占領し始めた
せり上がってくるその衝動
目の奥がチリチリし、
喉から鼻に迫まってくる。
もうだめだ。
全ての活動が停止して、
あの魅惑的な瞬間だけを待ち望む
「あ!」
ぶぁっくしょーーーい!! へぁっくしょい! くしゅん!
・・・・・・・・ず〜〜グスグス・・・・・
「・・・だっー! お前、ヤッてる時にくしゃみすんなってあれほどゆうたやろー!」
「うっせー! そんな文句、舞ってる花粉に言いやがれっ!
くそったれーーーーーーーー!」