あ、俺やけど
うん? あー、どったの?
うん、あのね〜、今日はね〜。
あ、お前酔ってるね?
え〜? んー、ちょっとそうかなぁ?
で、何よ?
あぁ、うん。 今日はええ日ぃやったなぁって。
あぁ、そう。 うん、良かったね。
うん、子供もね・・・・
おー、しっかりしてきたんだろうなぁ?
うん、「おめでとう」なんてゆえるようになった、へへぇ〜。
へー、可愛いな。
んふふー、めっちゃ可愛えぇよぉ。
お前のミニチュアだからな。
で、省エネ電球の我が家でさ〜
ははは〜。
これ手料理か? みたいなご飯を食べてですね。
くっくっく・・・・・
そんで、色んな人からもたっくさんプレゼント貰って。
うん。
「おめでとぉ」もいっぱいゆって貰ってね。
あぁ、うんうん。
俺は今日一日、とっても幸せでした。
そっか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
はいど?
・・・ん?
俺も、今日は幸せだったよ。
は?
俺も今日一日、とっても幸せだった。
・・・アホか。お前のことなんか心配せーへんわ。
ハハハ。そうか、悪ぃ、悪ぃ。
んじゃ。
どうしてそんなに幸せになることに臆病なのかなぁ?
お前が幸せだとたくさんの人が幸せを感じるのに。
だから、もっと我が儘に求めて、
もっと威張ってそうだと言えばいいのに。
でも、
こういう電話をまだ貰えることで安心するのは、
実は俺のほうです。
お誕生日おめでとう。
今日は幸せそうなあなたの声を聞けて俺も幸せでした。
と、切れた電話に呟いた。