「ああっ! サクラっ!」
最近はサクラにすぐにソコを見つかってしまう。
この全身が痺れているだけの感覚は苦手だ。
自分の身体の中に、彼に触れられてこんなに我を見失ってしまう部分が
あるなんてこと、思ってもいなかった。
でも、そこが本当の自分。
そしてもっとその先に逝きたい。
だから、
「サクラ、俺・・この格好嫌。 寝かせてよ。 辛い」
口付けて、しがみついて、彼の身体を自分の方へと倒しこむ。
サクラはhydeを口で頬ばり、軽く歯を立て、執拗に吸い付く。
指を出し入れされ、内壁を擦られ・・・・
「あ・・あ・・あぁ」
腰の揺れと一緒に声が漏れる。
尻をすぼめると感覚も倍増することに気がついた。
軽い波が何度もやってくる。
ただ、それ以上を追うとすっと引いてしまう。
あぁ! なんてもどかしいんだっ!!
「う・・サクラ! もう口も指もヤダ!」
口でイカされるのも、指でイカされるのも、もう嫌なの。
お前で感じてみたいの。
この押し寄せる波の合間に早く俺に埋めてよお前を。
そんな不安そうな顔しないでよ。
今日はきっと、今ならきっと。
俺、絶対に感じるから・・・・・
って、何度思ったんだっけ?
hydeは、慎重に入ってくるサクラが愛しい。
目をつむりサクラの全てを思い浮かべる。
あぁ、そう。 俺はそこにいるから、サクラ。
触れて。 擦って。
ずちゃ・・ぐしゅ・・
サクラが腰を進めるたびに下からはそんな音が出る。
女とヤるときはしない。
「・・・はやく」
軽い波がやってくる。
でもその先は未だ分からない・・・・けど。
「? ん? あっ・・・あぁ・サクラ・・あ、俺・・んんっ」
「ん? どうしたの?」
「なんか・・ああっ! サクラはやくして! もっとそこを!」
「h・hyde?」
「あぁ・・キそう・・・ん・・ん・はぁ・・・はぁ・・・あ〜サクラぅ!」
「hyde・・・あ、お前」
サクラは、hydeが「そこ」だと言った場所に向けて激しく腰を振る。
「んん、いやっ! や、サクラ! やめ・・あぁ止めんな! う、やだ、いやっ!」
「あぁ、hyde・・・hyde」
今までのものとは明らかに違うhydeの表情、うわごとを繰り返すような声。
しばらくhydeを揺さぶり続けると、彼の身体は硬直し、快感を示して爛れている
彼自身から白い蜜をほとばしらせた。
その様子でhydeが今までにない意識が遠のくような歓喜を、サクラ自身で
感じてくれたのだということが分かった。
サクラは、こんな風に自分に感じてくれるhydeが、堪らなく可愛く思えた。
「気持ちよかったのか?」
サクラは、まだ自分の下でぼーとしながら呼吸を整えているhydeに聞く。
hydeは、薄く瞼を開いたままで気怠そうである。
「うん・・・・俺、初めて気持ちエーって思ったかも」
サクラが強く吸い付いた舌がまだ痺れているのか、
その言葉調子はどことなく舌っ足らずで、
そして彼の身体はまだビクついている。
「お前の中、まだ時々締め付けてくるんだけど?
俺さ、コレどーしたらいいの?」
「んー、分かんないけどまだ抜かないで。 まだ気持ちいいの」
「俺さー、余裕なくて外で出せなかった。 お前ん中でしちゃった。 ごめん」
「・・・・いい、サクラ。 俺もなんかそんな余裕なかったから。
それにねぇ、サクラ・・・なんか可愛かった。 へへ〜」
お前なんか滅茶苦茶にしちゃいたいほど可愛いくて、俺はどーしたらいいのか
分かんなくて、吠えそうになったの我慢したんだぞっ!
サクラを見上げながらにっこり笑うhydeを見て、そう彼は思ったのだが、
それを言うのは余りにも恥ずかしくて言えなかった。
「hyde、お前さ、本当に酔ってた?」
「・・・・・ほんまはそんなに酔ってなかった」
「じゃ、なんで?」
「だから、ホテルでサクラとシたかったの」
「なんで?」
「・・・・家やと声とか気になるし。 ベッドの音とか。 振動とか・・・それに」
「それに?」
「俺、なんかこのまんまじゃ、サクラのためにおもいっきり殻破れねーかなーって」
その後、そのhydeの一言でおもいっきり殻の破られてしまったサクラは、
まだhydeの中にいることをいいことに、
「サクラ、もう出て! お願い! もうやだ〜」
と、hydeが泣くまで居座り続けたのである。
これ以降、ホテルでシケこむことに味を占めた二人。
時に巷では、バブル期に乱立された贅を凝らしたホテルやら、
変な拘りに片寄ったホテルが溢れかえっていた。
そんなホテルと自らの開拓のためにホテル通いをする二人の姿は、
時々目撃されたりなどしてちゃっかり●チャンの話題にのぼって
終
07.05.24