シュ・・・・シュルシュル〜〜〜。
数秒後、ベッド横の壁が開きだすと、そこには壁面一面に張られた鏡が現れた。
そしてその鏡に映っていたのは、
髪を振り乱した上半身裸のhydeと、押し倒されて服を剥がれているサクラである。
hydeは、ギラギラしている己の姿にかなり打ちのめされたようで、
ついでに真剣に嫌がっているサクラの顔を間接的に見たことで、
犯る気も一気に萎えたようであった。
「あー、ごめん。 帰ろか。 明日も仕事やしね?」
男というものは脳味噌と下半身が別物ののくせにナイーブで笑える。
しかし、一度脳味噌と下半身が直結すると後戻りもできない単細胞生物だ。
「いや、hyde。 やっぱ室料分のことはしねーともったいない」
hydeに半分着衣を剥ぎ取られ肩も露わなサクラは、
ベッドから起きあがるとhydeの後ろに座り直し、
その腰に両手を回すと鏡の方へと二人分の身体を向き変えた。
「写ってるね」
「・・・・・鏡やからねぇ」
鏡の中のhydeは、サクラに肩を舐め降ろされて身体をビクつかせていた。
「写ってる」
「ん・・・どーすんの?」
「鏡見ながらヤんの」
「えー、ソレ恥ずかしいよ、俺」
「俺はいっつも見てんだよ、hydeのそーゆー姿。
すっごく可愛くてエロいんだぞ。 見て損はない」
「って、自分の姿やん!」
「俺にヤられてる自分見て、hydeが興奮しないわけがないだろ」
「えー、なんでよー」
といいながらも、hydeの結わえた髪をほどき、器用に足を絡ませて
ズボンを引きずり降ろしているサクラの姿からhydeは目が離せない。
おまけに、とかれた長い髪から覗く肩をサクラにむしゃぶりつかれて
いる自分の姿は、確かにちょっと色っぽいなと思える。
「答えは、お前はナルシストだから」
腰に回っていた両手がhydeの身体を這い上がり、
その両乳首をコリコリとつまみ始めた。
痺れるような快感が下半身にやってくる。
自分の胸弄ってる時のコイツの指ってこうなんだ。
弄られている自分はもどかしい刺激に眉が少し寄り、
軽い喘ぎのせいで口元が開いて震えている。
長い髪の毛の一束が頬に掛かっていた。
こう見るとサクラが自分とヤりたがるのがわかる。
色気がある。
それにやらしい。
サクラにいつもこんな顔をさらしているんだと思うと自身にじんときた。
固く閉じていた両脚は、サクラの足が分け入り広く開かれる。
開かれている両足の付け根で緩く勃ち上がった性器。
もっと刺激が欲しくて浅ましくふるふると震えている。
流石に恥ずかしい。
直視できない。
「なに顔反らしてんの? ちゃんと見てよ」
鏡のサクラと視線を絡ませる。
彼の手で弄ばれている乳首は女のように立ち上がっている。
身体が薄紅色に染まりだした。
その指の動きが自分の胸にこの快感を与えているのだと見せつけられる。
我慢できずに思わず目を閉じた。
「hyde」
呼ばれて目を開ける。
右乳首を摘んでいた手が内股に降りていた。
右手の横には求めすぎている自分がいる。
「勃ち上がってるね。 俺のもだよ。 分かる?」
さっきから自分の尻に押しつけられているサクラの塊。
分からないわけがない。
胸が苦しい。先端は疼く。
うんうんと頷く。
「触って欲しい?」
頷く。
「じゃ、俺の手、持ってってよ」
言われるがままになるのも悔しいが、
そんなことよりも次の刺激をもう待っていられない。
サクラの手を取り、ソコに持っていく。
握らせて、擦らせる。
自分の手に添えられたサクラの手が動き始める。
「あ・・あ、はっ・・・ん・・・あぁ」
「いつもこんなふうにしてんの?」
違う。一人でするときはこんなにやらしくない。
「可愛い顔だね、hyde」
本当に?
そのうち乳首をいじっていた左手が蜜袋をなで始めた。
右手も激しくなってくる。
声も上げれず、息を殺して与えられる全ての刺激を感じようと、
身体が無駄な動きをするのをやめ、両脚が突っ張る。
「あ・・・あぁ!」
「目を開けて鏡見て。 自分のやらしい顔見て。
イきそう? イってもいいよ」
どうしてそんな真顔でそんなことを言うのだろう?
いつもみたいにおどけた顔で言ってくれなきゃ。
なんだかもう引っ込みがつかないじゃないかとhydeは思う。
口を開けて悶えて、hydeはサクラの手に自分の手を添える。
止めているのではない。
自分の気持ちのイイところへと促しているのだ。
彼の手でマスターベーションをしているのだ。
どくん
「は・・・」
登りつめていく気配がする。
そんな時に目を開けてと言われても開けられない。
頭の中で、脚を広げ胸を揉まれ腰をくねらせ思いっきり淫らな顔を
サクラに見せつけている鏡の自分を想像する。
そして、きっとサクラはそんな自分に釘付けなのだろう。
あぁ、興奮する。
「あ・・あ・・あぁぁぁあーー!!!」
hydeはサクラの手の中で射精をした。
それは初めの頃少し抵抗があった。
今はもうない。
それよりも、そうすることで彼を独占したような気分にさえなる。
サクラはサクラでこうしてhydeを支配しているのだという気持ちに酔っている。
俺ばっかりイカせてないで、俺にもお前を触らせろよとhydeは思う。
そんなきっちりズボンなんか着てないで。
今の俺で見せかけの余裕なんてどっかぶっ飛んでいっただろ?
案の定、サクラは裸になり始める。
ふふん・・・と思ってもそれを顔には出さない。
hydeは潤んだ瞳でサクラを見つめるだけである。
サクラはhydeを膝立ちにさせ上体を舐め始めた。
鏡の中にはサクラのしっかりとした背中にしがみつき、
胸を舐められてるhydeが写っている。
サクラの意外に細いウエストや腰も色っぽい。
自分のぬめりを利用されて後ろに指を入れられる。
その瞬間の苦しいのだが、それを最大の許容で受け入れる
hydeの表情はもっと色っぽい。