疲れて泣き顔のhydeがサクラにもたらすのは、彼に対する小さな嗜虐心
である。
そして、嫌だと拒むhydeがどうにもならなくなる処をサクラは知っている。
hydeの奥にあるそこ。
サクラが唯一hydeを服従させることができるそこ。
ああッ やめて さく・・・ あー や・・・
hydeの中でサクラを受け入れようと咥え込む肉壁と、拒む肉壁の収縮が
サクラに言いも知れぬ甘さを感じさせる。
「今日はなかなか思いどおりに挿らないな」
そんな言葉を彼に吐くことで、さらに身体の芯が張る。
あっ あぁ! いたぃ もっとゆっくり
自分の奥ではぜそうなほどに質量を増すサクラに、hydeは身体を震わせ
懇願した。
だがその反面、サクラの動きに肉が淫らに収縮し、彼に絡みつく自分を感
じてはいる。
激しい悦を願いながらも、性急なサクラのすべてを受け止めかね、hydeは
身体をのけぞらせ何度か待つように哀願した。
が、構わず身体の奥に進まれ「そこ」にサクラを押し付けられる。
あ!
あ・・・さく さくら そこは・・・・
嫌だと言いかけたところで、更にサクラに突き上げられた。
「すこしまって からだがなれるまで うごかないで」というhydeの言葉はサ
クラには聞き届くことなく、却ってサクラを煽り立てた。
後はもう、サクラの躍動に合わせて喘がされるばかりである。
ああ、あぁという湿った自分の声だけが響く。
そんなことに恥ずかしさを感じる間もなく、突き上げられ、刺激され、乱さ
れる。
無防備にサクラの身体の下で晒されたhydeの身体が、何度も自分に追い
つめられるのをサクラは感じ、hydeに対してぬるやかな征服欲で胸を満た
され、彼を激しく突き上げると、爛れた悦楽で彼が昇りつめる瞬間に身を
引いた。
ぅあっ ぬくなっ さくら
幾度か弾けそうになりながら、サクラの絶妙な外しにいくつもの快楽を取り
逃がしてきたhydeの困惑した声に陶酔し、再び腰を突き進める。
あぁ だめ ゆっくり
同じことを希う唇に激しく喰らいつき、そのまま一気に彼の弱い処を何度も突き、
また彼が昇りつめようという間際にその媚感から彼を遠ざける。
サクラの口中でとうとうhydeが鳴き声を上げ始めた。
甘い睦声が聞きたくて吸いついていた唇を離すと、彼はやっと観念して言うの
である。
さくら もう
ゆるしてよ
いかせて
直後、hydeは息も止まるかのような激しい瞬間にさらされ、のちに聞かされれば
赤面するような言葉を、サクラに言わされる。
そして、hydeの朦朧とした意識を鮮やかな歓喜へと誘うために、サクラは激しく
腰を揺らし、hydeの短い悲鳴と、眩暈のするような煽動に彼と同時に欲望を迸
らせた。
やがてhydeの上に覆いかぶさってきたサクラの汗ばんだ胸の動きが、自分の呼
吸のリズムとわずかに違うことに彼を感じながら、hydeの嬉しさに満たされた身体
は静かに眠りに墜ちていった。